今日の記事では、メンタルヘルス・マネジメント検定(主にⅡ種ラインケアコース)
に受かるための勉強の始め方についてお話しします。
前回の記事で、メンタルヘルス・マネジメント検定は、過去問が公表されていない
ため、試験対策が難しい、という内容についてお話ししました。
そんなメンタルヘルス・マネジメント検定を一発で合格するには、どう勉強して
いけば良いのか?実はコツがあるのです。
勉強を始めるには、まずこれを読め!
皆さんおなじみの「メンタルヘルス・マネジメント検定試験 公式テキスト」です。
画像は私が試験勉強したときのもので第4版ですが、最新は第5版が発売されてます
皆さん、まずこの公式テキストを読むことから始めましょう!
この分厚いテキストを読むのは、ハードル高いなぁ~
と言っても、第4版は、索引込みで330ページちょっとある本なんて
仕事で平日忙しくしている中、読みたくないやい!と思われるでしょう。
最初から躓いて、勉強がイヤになってしまうと思われるかもしれませんが
読み方にコツがあるのです。
まずは全体像を俯瞰するように走り読む
最初に公式テキストを読む際は、内容を理解するように丹念に読むのではなく
「これから自分は、どんな勉強をするのか?」を確認するように、全体像を俯瞰する
くらいの感覚で、さらっと読み進めれば良いのです。
これなら、早い人で数日。遅くとも1~2週間くらいで読めそう
まずは自分が行う勉強の”全体像を掴む”。
公式テキストを1周読むのは、そんな意味があるのです。
全体像を掴んだら市販の参考書を使って理解を進める
公式テキストを、走り読みして自分がどんな知識を付けるべきか?を理解したら
今度は知識の定着に向けた勉強に移ります。
私は上記写真の「これだけ覚える! メンタルヘルス・マネジメント検定」を使用。
この本は各事項ともよくまとまっており、理解しやすい内容だと思います。
Ⅱ種のみ受験するなら、こちらの参考書をオススメします。
今は、改訂3版が最新版のようですね。
もちろん、この参考書だけでは知識が薄い部分もあります。その場合は公式テキストで
補足していくことが必要です。
参考書としてオススメした「これだけ覚える! メンタルヘルス・マネジメント検定」
は、公式テキストに沿った章立てなので、そのままの順番で勉強していくと良いかと
思います。
勉強の方法はご自身が一番理解できる方法で
ここまで勉強の始め方として
① 公式テキストを走り読みして、勉強すべき全体像を掴む
② 知識の定着に向けた勉強は参考書をベースとして、公式テキストで補足
というお話をしてきました。
さて、公式テキストや参考書を読むだけで、知識が頭に入ってしまうような方は
そもそも私のブログなんぞご覧にならなくても一発合格出来るでしょう。
私もすでに50代。若い頃と比べれば記憶力は落ちているし、新たに知識を得る
ための理解力も落ちているかもしれません。
「自分にとって一番理解しやすいやり方は!?」
を自問自答したときに、私は自筆でノートを作ることが一番だと考えました。
とりすたんは、アナログ人間だからねぇ(^^ゞ
見づらいと思いますが、私が作成したノートの一部です。
公式テキスト第2章の「ストレスによる健康障害のメカニズム」を図解したものです。
ちょうど良い図が「これだけ覚える! メンタルヘルス・マネジメント検定」に
あったので、自分でイメージが頭に残るように、自筆でノートに書いてみました。
ただ、「これだけ覚える! メンタルヘルス・マネジメント検定」の図への説明文では
足りない部分もありましたので、公式テキストの同じ箇所から加筆しています。
参考書と公式テキストをミックスしてノートにまとめていくと
覚えやすいし、知識も定着するよ!
もちろん、必ずしも私のように自筆のノートが良いというわけではありません。
PCに入力していく方法や、スマホのアプリを使ったり、はたまた参考書だけで
知識をすべて頭に定着できる人もおられるでしょうから、ご自身の方法を見つ
けていただければと思います。
最後に
今回の記事では、メンタルヘルス・マネジメント検定(主にⅡ種ラインケアコース)
に受かるための勉強の始め方についてお話してきました。
Ⅱ種(ラインケアコース)を受験するにしても、Ⅲ種(セルフケアコース)を受験
するにしても、ご自身が頭に定着させるべき「必要な知識の全体像」を把握し
その知識を自身にとって最適な方法で得ていくことが大事です。
ただでさえ、毎日の仕事が忙しく疲れている中で勉強していく(方が多い?)
のでしょうから、なるべく心地よく捗りやすい勉強の方法が見つかったほうが
良いですよね。それが途中で勉強を挫折しないための秘訣だと思います。
勉強が途中でイヤになって、止まってしまわないように
時には勉強を忘れてリラックスするのも必要ですね!
私の方法が、そのための一助になれば幸いです。
次回も、メンタルヘルス・マネジメント検定の勉強の方法についてお話して
いきたいと思います。
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