まず始めに
私は社会人が「学び直し」を行う場合、何かの目標を持つとそれがモチベーション
になって学びが捗ると考えてます。
では何を目標とするか?
当ブログでは、2つの資格を勉強し、あわよくば資格取得をモチベーションとする
そして、50歳代からでも資格を目指して学び続けられるような内容を記事にして
いこうと考えています。
今回の記事は2つの資格のうちの一つ「国家資格キャリアコンサルタント」
について、お話します。
とりすたんの相棒の「ルーク」と言います。これからもナビゲートとして出没します。
なぜ、キャリアコンサルタント資格の勉強が「学び直し」として最適なのか?
については次項で。
なぜ、キャリアコンサルタント資格の勉強が学び直しに最適なの?
「キャリアコンサルタント」とは、キャリアコンサルティングを行う専門家です。
キャリアコンサルティングとは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力
の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うこと、で本来は
クライアントのために行うものですが、実は自分の現状やこれからのキャリアに
ついて「気づき」「内省」することにも役立つのです。
どの世代の社会人でも、自分の”これから”に悩むことありますよね~
たとえば、勉強して資格を取ることで次の5つのことが可能になるかもしれません。
①仕事や自分の私生活を含めたこれからのキャリア(生活)を考えられるようになる
②自分の仕事に対するモチベーションを作り出すヒントを考えやすくしてくれる
③社内でのキャリアアップ、転職してのキャリアアップの両方を行ううえで助けになる
④現状自分の会社(職場)が社員に対してどんな考え方(体制)を持っているか?が判る
⑤資格を基に、自分の会社(職場)の”働き方改善”の起点として活躍できるかも
この5つのことって、どんな世代でも、どんな会社でどんな働き方をしていても
大事なことですよね?特に資格が取れれば⑤のように今働いている会社の中での活躍も
期待できるのです。
では次項で、国家資格キャリアコンサルタント資格を取るための試験について
説明していきましょう。
国家資格キャリアコンサルタント試験とは?
試験について
キャリアコンサルタント国家資格は学科試験と実技試験の両方に合格し、
キャリアコンサルタント名簿に登録することにより「キャリアコンサルタント」
として名乗ることができます。
「キャリアコンサルタント」は、平成28年4月より国家資格になりました。
キャリアコンサルタントは登録制の名称独占資格とされ、守秘義務・信用失墜行為の
禁止義務が課されています。キャリアコンサルタントでない人は「キャリアコンサル
タント」やそれと紛らわしい名称を名乗れません。
受験資格について
キャリコン試験は、下記の要件のうちどれか一つを満たしていれば受験できます。
受験資格
1.厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者
2.労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する者
3.技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
4.平成28年3月までに実施されていたキャリア・コンサルタント能力評価試験の受験資格である養成講座を修了した者
以上です。
実は私は、平成25年に養成講座を修了していたので(その後業務多忙を理由に
試験は受けておらず(^^ゞ)4の受験資格で受験しました。
とりすたんは、養成講座修了からのブランクを埋めるのに、大変だったみたい
試験の内容
試験の内容は下記のとおりです(日本キャリア開発協会(JCDA)から抜粋)
詳細は下記、日本キャリア開発協会およびキャリアコンサルティング協議会の
ページからご確認ください。
キャリアコンサルタント養成講座について
当ブログをご覧の皆さんは、すでに養成講座を修了されているか?もしくは
養成講座を受講中の方も多いかもしれません。
下記は、まだ養成講座を受講されていない方や、初めてキャリアコンサルタントの
勉強を志してみよう!と考えて当ブログにお越しいただいた方へ向けて養成講座の
感想を書きますので、すでに修了されていたり受講中の方はスルーしていただいて
構いません。
さて、では養成講座に行ってどうだったか?と申しますと。
確かに講習に行かないと合格できなかったと思いますし、実務の経験者でも講習に
来られていた方が多いところを考えると合格への近道は講習の受講だと思いました。
養成講座は、基礎の基礎を教えてくれるので、勉強を始めるきっかけにはなりますね
また学科試験の項目で「キャリアコンサルティングの理論に関する科目」については、
初耳の理論ばかりだったので凡人の私ではちゃんと教えてくれる先生から教わらないと
深く理解出来なかったと思います。
ただ、講習をしっかり受けておけば学科試験は大丈夫か?というと実はそこまで甘くなく、
講習では理論や法令等基本的なところだけしか教えてくれません。学科試験では、講習の
教科書に書いてあることから更に踏み込んだ問題が出題されますし、毎年政府が発表する
労働白書等の資料からの出題もありますので、試験対策となると更に応用の知識が必要と
なり、ある程度の自主勉強が必要になります。
過去問や現代社会における労働問題等により、出題の傾向が変わるので、
自主勉強を計画的に実施していないと難しいです(^^ゞ
当ブログでは、あくまで50歳代の私が行った学科試験の勉強方法と論述試験、面接試験
の対策についてお伝えしていきますが、なるべく養成講座の受講の有無にかかわらず
参考になる内容にしていきますので、ぜひご覧いただければと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
最後に、私が受けた養成講座の学校をご紹介して今日の記事といたします。
コメント